「豚饅」講座
2017. 11. 27
冬になったら「豚まん」が美味しいですね。今年も人気の「豚饅」講座を行いました。
教室の「豚まん」はちょっと特別です。なんといっても中身のこだわりが違います。味のかなめは美味しさで評判の五條の「ばあく豚」を使用する事。「ばあく」さんの豚は輸入の餌を使用せず、こだわりの味を作るため豚の餌もなんと自家でブレンド。こちらの泉澤さんとは御縁があってお店「桂花」もここから豚肉をまとめて購入しています。
生地も試行錯誤して作ったお肉に負けないもちもち生地です。生地作りに中身の餡作り、豚饅の上手な包み方、蒸し上げまで行います。
当日「豚饅」包みのベテランのスタッフが応援で指導に来てくれました。 彼女は驚くほど速くきれいに包んでいきます。見てると簡単そうに見えますが、バランスよく美しく包むには難しいんですよ~。
生徒の皆さんも彼女の手元も見つつ真剣に包んでいきます。中に入る肉餡がかなり大きいので上手く包み込むのが相当難しいのです。無理に生地をのばしてしまうと蒸したら肉が真ん中になかったり、肉汁が出てしまったりと大変。
皆で「上手く包めない~」など四苦八苦しながらも毎回とても盛り上がる授業です。各自作った豚饅の蒸しあがりは大歓声が上がりました。
当日は蒸したて豚まんに前菜2種類に「季節野菜の腐乳炒め」デザートには「秋のフルーツジュレと洋梨のタルト」をご用意いたしました。もちろん「豚饅」もお持ち帰りもご用意。
寒い冬にまとめて作って冷凍もお勧めです。ぜひお家でもお試しくださいね。
あいにく店内では召しあがって頂けませんがお店「桂花」でもtakeout可能です。(蒸し時間が20分~30分です)どうぞお試しください
10月「海老チリ」「青菜炒め」
10月の基礎クラスは皆さんお待ちかねの「海老チリ」です。
ぷりっぷりのエビをサクッと揚げ、ピリッとした辛さのチリソースをからめた誰もが好きな1品ですね。
桂花オリジナルの「桂花豆板醤」と「酒醸/チュウニャン」=(餅米を米麹の酵素で糖化させた調味料)を使ってマイルドなうまみのある辛さを出すのがポイントです。「酒醸」は例えるなら日本の甘酒でしょうか。
今回は生食も可能な「天使の海老」も使った「高麗明蝦」(エビの卵白衣揚げ)も。こちらはシンプルにレモンと山椒塩で召しあがって頂きました。
日本で「青菜炒め」はあまりメニューで見かけないのですが、海外の中華料理店などでは定番メニューですね。シンプル過ぎるけれど間違いなく美味しい。とにかく高温で素早く炒める事が大切ですから、準備をしっかりと揃えておきましょう。
デザートは懐かしの「プリン・アラ・モード」です。卵と牛乳の固めプリンに柿、長野パープル、キウイなどを添えて
卒業レッスン
毎年9月は基礎最後の卒業レッスンです。(春から始めた方は3月に卒業、秋から始めた方は9月が卒業レッスンになります。いつもながら思うのが1年経つのが本当に早くてご卒業されていくのが少々寂しくもあります。
1年間のご参加本当にお疲れ様でした。学んだ事がすこしでもご家庭でお役に立てて頂けますように。
「スープの基本と棒棒鶏」
9月の基礎クラスは「スープ(湯)の取り方と棒棒鶏」です。和食でもフレンチでもスープは基本中の基本ですよね。じっくり煮るだけのレッスンはとても地味な作業なのですが、味の決めてになる一番大切なレッスンといっても過言ではないと思います。 中華スープは主に「毛湯」「清湯」「白湯」「上湯」と4種ありますが教室ではご家庭で作りやすい「毛湯」をご紹介いたします。
教室のスープは余計な脂は取り除いたとてもあっさりとしたスープなのでさっと火をいれた沢山の温野菜と合わせてスープ仕立てで召しがって頂いています。大きなお皿に盛りつけるとちょっとした1品になります
「棒棒鶏」のお肉はスープと一緒に骨付きの鶏肉も茹でてしまえばスープも美味しくなるので一石二鳥です。くれぐれも食べる鶏肉を煮過ぎる事のないように。
今回はこの2品に「大海老と季節野菜のXO醤炒め」もご用意いたしました
デザートは「白いコーヒーのブランマンジェと秋の果物添え」無花果や少し早い五條の柿、巨峰、すももなど。秋の果物は濃厚な甘みで夏とは違う美味しさですね。秋が来ているんだなぁとしみじみ感じます
来月はみんな大好きな王道「海老チリ」です。どうぞお楽しに。
秋の新期生募集いたします
夏本番がやってきました。梅雨ももう明けそうです。今年は早くからぽつぽつ教室のお問い合わせを頂いてます。そこですこし早いのですが中華クラス秋クラスを募集始めました。シェフの食の話や食べるだけでも楽しめるレッスンです。体験レッスンはお気軽にご参加くださいませ。こころよりご参加をお待ちしております